【コラム】北新地で出逢う、深紅の至宝。キュニエットが贈る「エゾシカ」とジビエの真髄
秋から冬にかけて、フランス料理の厨房が最も熱を帯びる季節——「ジビエ」の到来です。 中でも、キュニエットが特別な想いを込めてお届けするのが、北海道の豊かな大地が育んだ**「エゾシカ」**。野生の力強さと、洗練された繊細さが共存するその魅力を、プロの視点から紐解きます。
■ なぜ「エゾシカ」なのか。キュニエットのこだわり ジビエ(野生鳥獣肉)の王様とも称される鹿肉。その中でも、私たちが信頼する生産者から直接仕入れる**「上質なエゾシカ」**は格別です。 究極のヘルシー・ミート: 鹿肉は驚くほど低脂肪・高タンパク。さらに、現代人に不足しがちな鉄分は牛肉の約3倍、代謝を促すビタミンB群も豊富です。美食を楽しみながら、身体も喜ぶ。それが現代のフランス料理が目指す一つの形です。 繊細な「赤身」のテクスチャー: 野生を駆け巡る鹿の肉質は、シルクのような滑らかさと、噛みしめるほどに溢れる清らかな旨味が特徴です。キュニエットでは、このポテンシャルを最大限に活かすため、**「火入れ(キュイソン)」**に心血を注いでいます。
■ 伝統と創造が織りなす、鹿肉のスペシャリテ キュニエットの厨房では、クラシックな技法をベースに、驚きのある一皿へと昇華させます。 「ポワヴラード」と「グラン・ヴヌール」の誘惑 鹿肉に欠かせないのが、黒胡椒を効かせた「ソース・ポワヴラード」や、赤スグリのジュレを隠し味にした「ソース・グラン・ヴヌール」といった伝統的なソースです。 力強い肉の風味に、果実の酸味とスパイスの刺激が重なり、口の中で完璧な調和(アコール)を奏でます。 究極の「パイ包み(ピティヴィエ)」 香ばしく焼き上げたパイの中に、しっとりと火を入れたエゾシカとフォアグラ、トリュフを閉じ込める——。ナイフを入れた瞬間に立ち昇る芳醇な香りは、まさに至福の瞬間です。
■ 至福のペアリング:鹿肉と赤ワインの邂逅 鹿肉の深い味わいを完成させるのは、やはり選び抜かれたワインです。 ブルゴーニュの熟成した赤:鹿肉の繊細な鉄分に、ピノ・ノワールの気品ある酸が寄り添います。 ローヌ地方の力強い一本:スパイシーなソースを合わせるなら、シラーの野性味が肉の旨味をさらに引き立てます。 お料理に合わせた最適な一杯をご提案いたします。
■ 北新地の隠れ家で、季節を愛でるひとときを 万博(EXPO 2025)の熱気を感じる大阪の街。その喧騒を少し離れ、堂島のメリーセンタービル4階にあるキュニエットで、静かに秋の味覚と向き合うのはいかがでしょうか。 記念日、誕生日、あるいは大切な方との会食。 野生の恵みに感謝を捧げる「ジビエ」という文化を通じて、心豊かな時間をお過ごしください。 **「今、この瞬間しか味わえない命の輝き」**を、一皿に込めて。
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